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レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い(アメリカ・1994年) [少し面白かった映画]

 監督はエドワード・ズウィック。
 脚本はスーザン・シリディと、ビル・ウィトリフ。
 主演はブラッド・ピット。
 20世紀初頭。アメリカ北西部のモンタナの牧場主ウィリアム・ラドローは元騎兵隊大佐で、3人の息子がいる。妻は過酷な大自然を嫌い、街に住んで別居。ハーバード大で学んだ3男サミュエルが、婚約者スザンナを連れて帰郷。第一次大戦が勃発し、3人兄弟はヨーロッパに出征。サミュエルが戦地で死亡。トリスタンはスザンナと愛し合うようになる。歳月が流れ、スザンナと結婚したのは、事業家となった長男アルフレッドだった。
 3人兄弟から、それぞれの時期に愛されたスザンナ。彼女が心から愛したのは、次男のトリスタンだった、というストーリーだが、3人兄弟の人生ドラマが描かれている。同じ親のもとに育っても、それぞれ違う性格で、違う運命で、違う人生を生きた兄弟。1人の女性をめぐっての愛。父親から最も愛されたのは、優秀な息子でもなく、親思いで事業家として成功した息子でもなく、自由奔放に生きる反逆的な息子というところが面白かった。

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傭兵奪還 (アメリカ・2013年) [少し面白かった映画]

 監督はブライアン・A・ミラー。
 脚本はクレイグ・フェアブラス。
 主演はクレイグ・フェアブラス。
 主人公は傭兵のウォーカー。傭兵とは報酬をもらう条件で雇われた兵士のこと。
 仕事中だったウォーカーは、娘のサマンサの死を知らされ、安置所へ行く。遺体は娘ではなく、見知らぬ女だった。ウォーカーは娘が住んでいたアパートへ行き、部屋に遺されていた携帯電話の履歴にある、モースト・インダストリー社へ出向く。社長は、サマンサを知らないと答える。引き下がらないウォーカーと会社の警備員が揉めて乱闘に。警察に逮捕されたウォーカーは、間もなく釈放されるが、モースト・インダストリー社の社長に疑惑を抱き、真相を追求して行く。
 主演俳優が脚本を担当。やや荒削りな感じだが、それなりに面白いサスペンス・アクションだった。

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とらわれて夏 (アメリカ・2013年) [少し面白かった映画]

 監督と脚本はジェイソン・ライトマン。
 原作はジョイス・メナード。
 主演はケイト・ウィンスレット。
 主人公はシングル・マザーのアデル。夫に去られて、13歳の息子ヘンリーと暮らしている。ある日、スーパーマーケットで買い物中、脱獄犯が2人の眼の前に表れ、家へ連れて行って警察からかくまうよう強要される。そのまま居ついた脱獄犯フランクは、男手の必要な家事に協力したり、父の愛に飢えているヘンリーと親しくなって行く。
 脱獄犯を警察からかくまいながら、シングル・マザーの心が揺れて行く姿は描かれているが、3人のシチュエイションが、やや、ありきたりな感じ。結末も、もの足りない。フランクが、やがて逃亡するのか、警察に捕まるのかというスリルや緊張状態がもっと描けていたら、面白かったと思う。 

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ボビー・フィッシャーを探して (アメリカ・1993年) [少し面白かった映画]

 監督はスティーヴン・ゼイリアン。
 原作はフレッド・ウェイツキン。
 主演はマックス・ポメランツ。
 主人公はチェスの天才少年ジョシュ。7歳の時から、公園で行われているアマチュアのチェス・プレイヤーたちから注目されるほど強い。その才能に父親が、昔、世界チャンピオンを何度も獲得したチェス・プレイヤーであるボビー・フィッシャーのように育てたいと、名プレイヤーのブルースと出会って、レッスンを受けさせる。やがてジョシュは少年少女のチェスの大会に出場し、優勝を重ねていく。
 父も母もジョシュを愛しているが、その愛し方に違いがあることがつたわってくるシーンが面白かった。チェスの天才少年としての個性が、もっと強く出ていれば良かったと思う。チェスを除くと平凡な少年、というのは、リアリティはあるのかもしれないが、映画としてはもの足りない気がした。
 ジョシュを指導する名プレイヤー役のベン・キングズレーが、存在感があって良かった。

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ニック・オブ・タイム (アメリカ・1995年) [少し面白かった映画]

 監督はジョン・バダム。
 脚本はパトリック・シェーン・ダンカン。
 主演はジョニー・デップ。
 主人公は税理士のジーン。妻を亡くし、幼い娘と2人で新たな生活を始めるため、ロサンゼルスに来た。駅の構内で、不意に現れた、警察だという男女に拉致されて車の中へ。午後1時30分までに、演説会の予定のある女性州知事グラントを殺害しろと迫られる。実行しないと、幼い娘リンの生命はないと脅迫されたジーンは、拳銃を渡されてポケットに隠し、迷いながらも会場へと向かう。
 ストーリーとしては、謎が解明されたり、どんでん返しもあって面白いけれど、主役がイマイチの感じ。脚本も練れていないというか、午後1時30分までという設定もどこか悠長な感じで、サスペンスのハラハラドキドキ感があまり楽しめなかった。最後まで観る程度の面白さはあったけれど。

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パニック・イン・スタジアム (アメリカ・1976年) [少し面白かった映画]

 監督はラリー・ピアース。
 脚本はエドワード・ヒューム。
 主演はチャールトン・ヘストン。
 ロサンゼルスの競技場でフットボールの大試合が行われ、多くの観客が観戦中、無差別乱射事件が発生。観客たちはパニック状態。ロス警察のホリー警部の指示のもと、特殊部隊SWATが犯人を狙撃する。
 観戦に来た観客たちの人間模様の断片的なシーンもあるが、やや中途半端な感じ。主人公の警部の指示に、イマイチ迫力が感じられず、チャールトン・ヘストンの魅力があまり出ていなかった。
 狙撃された犯人が名前を口にして息を引き取っただけで、動機も何もわからないという、もの足りない結末だった。
 特殊部隊SWATの活動は、格好良く勇ましく感じられた。


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ツーリスト (アメリカ/フランス・2010年) [少し面白かった映画]

 監督はフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。
 脚本はジュリアン・フェロウズ、フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク、クリストファー・マッカリー。
 主演はジョニー・デップと、アンジェリーナ・ジョリー。
 主人公はアメリカ人旅行者フランク。イタリアのベニスに向かう途中、謎めいた女エリーズに話しかけられて知り合う。エリーズの誘惑に、途惑いながら、いつの間にか事件に巻き込まれて行く。
 アンジェリーナ・ジョリーは嫌いなので、観るのを迷ったが、面白い映画かもと淡い期待で観たら、主人公を演じたジョニー・デップが、わりと良かった。
 ストーリーは、やや、ありふれた感じのサスペンス。結末も予想できる展開だったが、背景のベニスの街の映像を楽しめたし、少しは面白かった。

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目撃 (アメリカ・1997年) [少し面白かった映画]

 監督はクリント・イーストウッド。
 原作はデイヴィッド・バルダッチ。
 脚本はウィリアム・ゴールドマン。
 主演はクリント・イーストウッド。
 主人公はプロの泥棒ルーサー。大統領の後援者サリバンの邸宅に忍び込み、宝石を物色中、サリバンの妻が大統領を連れ込んで帰宅。慌てて隠れたルーサーは、酔った2人が戯れの果て、大統領がサリバンの妻を暴行し、ナイフを手にした彼女をシークレット・サービスが射殺した事件を目撃してしまう。証拠物件のナイフを持ち帰ったルーサーは、目撃を気づかれて生命を狙われる。
 ストーリーは面白いサスペンスだが、全体に雑な感じの脚本を感じさせられた。
 ルーサーのキャラクターにインパクトがなく、キャラクター作りがお粗末で、印象が薄く、曖昧さも。大統領を演じたジーン・ハックマンも、そこそこの感じ。
 ルーサーが大統領の後援者サリバンに真相を語るシーンが、やや不自然。結末も、もの足りない。父と娘の関係の描き方は、ワン・パターンの描き方。
 撮影時、クリント・イーストウッド67歳にしては、存在感が希薄。好きなジャンルのサスペンスなので、期待して観始めたが、少しは面白かった。原作の小説は、もっと面白いかもしれないと思った。

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11ミリオン・ジョブ (アメリカ・2013年) [少し面白かった映画]

 監督はディート・モンティエル。
 脚本はアダム・メイザー。
 主演はリアム・ヘムズワース。
 主人公は警察官志望の青年クリス。悪友エディとの交際を絶ちきれないため、警察官になる資格を失い、警備会社に就職。現金を輸送中、強盗に襲われ、同僚が銃撃されて死亡。自分も重傷を負ったが、会社側の対処の不誠実さに憤り、そのことをエディに話す。エディはその警備会社から大金を奪う計画を立てる。
 1982年に起きたアメリカ犯罪史上最高額1100万ドルの強奪事件で、実話を元にしたクライム・サスペンス。
 主役のオーストラリア出身の俳優リアム・ヘムズワース。若々しくていいのだが、演技力がイマイチの感じ。
 実話を元にした話にしても、主人公とエディとの関係など、フィクションの部分の面白さが、もの足りなかった。

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複製された男(カナダ/スペイン・2013年) [少し面白かった映画]

 監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。
 原作はジョゼ・サラマーゴ。
 脚本はハビエル・グヨン。
 主演はジェイク ・ギレンホール。
 主人公は大学講師のアダム。映画を観ていた時、自分と瓜二つの脇役の俳優を眼にして、驚愕する。その俳優のことをネットで調べ、アンソニーという名の彼に会いに行く。アンソニーも驚き、互いの肉体に傷跡があることまで知る。その後、2人は互いの恋人と妻から間違えられながら、思いもかけない事態に直面していく。
 主役のジェイク ・ギレンホールが1人2役のサスペンス。大学講師と俳優を演じ分けている面白さ。好奇心から知り合った2人が、瓜二つであることに途惑いながら、そのことを利用しようとするストーリーは、ちょっと面白かった。
 ジェイク ・ギレンホールは、『プリズナーズ』(アメリカ・2013年)で刑事役を演じた年の撮影。30代前半にしては渋い感じが個性的。

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