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何となく観てしまった映画 ブログトップ
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昼下がりの背徳 (カナダ・2014年) [何となく観てしまった映画]

 監督と脚本はドゥニ・アルカン。
 主演はエリック・ブルノー。
 主人公は、優雅な暮らしを妻と共に送っている青年建築家のリュック。ある日、過去の知人女性リンゼイと、偶然、再会。夫が留守の夜の、リンゼイの家に招かれ、ベッドを共にする。その後、2人はそれぞれ、妻と夫を裏切りながら、不倫関係に溺れていく。リュックは、妻の精神状態が不安定になっていくのを見て、不倫の罪悪感に包まれるが、妻にも夫に言えない秘密があった。
 タイトルの『昼下がりの背徳』。官能小説でよく使われる、映画の邦題にしては陳腐なタイトルだが、つい、そそられてしまう。
 ストーリーはありふれているし、夫婦の関係も、あまり掘り下げられていなくて淡々と描かれている。
 主演のエリック・ブルノーが、特に美男とかイケメンというほどではないけれど、少しは味わいのある雰囲気。
 ベッドシーンが、官能ドラマにしては、もの足りない感じ。
 背景がカナダの大自然で、ビジュアル的な新鮮さが感じられた。


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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(イギリス・2011年) [何となく観てしまった映画]

 監督はフィリダ・ロイド。
 脚本はアビ・モーガン。
 主演はメリル・ストリープ。
 イギリスで初の女性首相となったマーガレット・サッチャーの半生を描いた伝記映画。
 マーガレット・サッチャーの半生に興味もあったし、メリル・ストリープがどんなふうにサッチャーを演じるか、興味と期待とともにワクワクしながら観始めたが、何となく失望。
 何か、当たり障(さわ)りのない感じのメリル・ストリープの演じ方がもの足りないし、この映画の監督の、サッチャーという人間に対する独自の解釈のようなものが少しも伝わってこなかった。
 また、アメリカ女優メリル・ストリープが演じるイギリスの女性首相役は、全く適役ではない、とは言えないかもしれないが、私にとってはイメージに隔たりのようなものがあって、感情移入できなかった。
 ラストシーンも、何となく、ありきたりで、お粗末な感じ。
 もう少し全体にメリハリがあって、発見のある、深味のある伝記映画を観たかった。

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俺たちスーパーマジシャン (アメリカ・2013年) [何となく観てしまった映画]

 監督はドン・スカーディノ。
 脚本はジョナサン・ゴールドスタインとジョン・フランシス・デイリー。
 主演はスティーヴ・カレル。
 人気の高かった時期があったマジシャンのコンビであるバートとアントンは、落ちぶれてしまったために口喧嘩が多くなり、コンビを解消。別々に仕事を始めたが、大きな舞台では依頼もなく、老人ホームなどでの小さな仕事ばかり。そんなある日、2人は再会する。
 マジックは、所詮、目くらましというか、タネがあるショーなので、あまり面白いと思わない。マジシャンがどんな人間に描かれているかという興味やストーリーに期待したけれど、そのどちらも、何となくもの足りなかった。


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わらの犬 リメイク版(アメリカ・2011年) [何となく観てしまった映画]

 監督と脚本はロッド・ルーリー。
 原作はゴードン・ウィリアムズ。
 主演はジェームズ・マースデン。
 主人公は脚本家のデヴィッド。妻のエイミーと共に、都会の喧騒に嫌気がさして彼女の故郷の田舎町へ転居。エイミーの昔の恋人やその悪友の荒くれ男たちから目を付けられてしまう。家を攻撃されたり、襲われたり、ついにはエイミーがレイプされてしまう。インテリで穏やかな男だったデヴィッドは激怒し、彼らに復讐を果たしていく。
 1971年のリメイク。サム・ペキンパー監督、ダスティン・ホフマン主演の『わらの犬』は面白かった。それぞれの登場人物もキャラクターや内面も伝わってきたし、サスペンスの面白さも迫力もあった。リメイク版のこの映画はキャストを含め、ものたりない感じだった。


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王妃マルゴ (フランス・1994年) [何となく観てしまった映画]

 監督はパトリス・シェロー。
 原作はアレクサンドル・デュマ。
 脚本はパトリス・シェローとダニエル・トンプソン。
 主演はイザベル・アジャーニ。
 16世紀末のフランス。カトリックとプロテスタントの内乱を鎮静させるため、政略結婚させられた実在の王妃マルゴの人生が描かれていく。
 男好きで快楽のために生きる王妃マルゴを演じたイザベル・アジャーニ。好きな女優だし、期待して観たが、何となく違和感。
(もっと美しいはずなのに)
(もっと豊かな表情の演技の才能があるはずなのに)
(何か、違うみたい)
 そう思いながら観た。映画なのだから、王妃の実像か虚像かということには拘らないが、原作の面白さが生かされてない感じ。脚本もイマイチで登場人物の人間関係が、明確に伝わってこない。
 パトリス・シェロー監督の情報を読んだら、演出家・映画監督・脚本家・俳優ということで、オペラや演劇の演出で話題になったらしい。他に映画の監督作品は『蘭の肉体』(1974年)があった。ハドリー・チェイス原作の小説は面白く読んだ。個性的な女優シャーロット・ランプリングが主演で、映画も面白かったと思い出した。
 イザベル・アジャーニは、この映画撮影の時、39歳。4年前の『カミーユ・クローデル』。その6年前の『殺意の夏』のイザベル・アジャーニと、まるで別人みたいと言いたくなるほど、この映画では魅惑的な美貌も個性的な演技の魅力も感じられなかった。


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母の身終い (フランス・2012年) [何となく観てしまった映画]

 監督はステファヌ・ブリゼ。
 脚本はフロフォンス・ヴィニョン、ステファヌ・ブリゼ。
 主演はヴァンサン・ランドン。
 主人公は中年のトラック運転手アラン。麻薬の密売で逮捕され、刑期を終えて出所。不仲の母がいる実家に帰り、新たな職を見つける。母は脳腫瘍の末期で余命わずか。まともに働けない息子に苛立つ。アランは恋人ができても、うまくいかず、母とは相変わらず不和のまま。やがて母は、人生の身じまいを考え、スイスで自殺幇助の協会に申し込みのサインをする。
 観ていて、もどかしいような、悲しくなるような内容だった。アランがもっと母への愛を表現すれば、母は生きる気力が湧いてくるはず。息子も母も、どちらも不幸である、ということが描かれているような映画だった。スイスでの自殺幇助の協会によって迎える最期は、あまりにも呆気(あっけ)なく、あまりにも悲しいラストシーン。後味があまり良くなかった。愛が描かれていない、このような映画はあまり好きではないが、何となく最後まで観てしまった。

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ベルリン・天使の詩 (西ドイツ/フランス・1987年) [何となく観てしまった映画]

 監督と脚本はヴィム・ヴェンダース。
 主演はブルーノ・ガンツと、ピーター・フォーク。
 天使のダミエルはベルリンの街で、地上の人間たちの心の中の言葉を聞くことができ、その姿は大人には見えなくて、子供には見える。コロンボ刑事役で人気のアメリカ映画俳優ピーター・フォークが、撮影映画の脚本を読んでいるところに出会ったり。友人の天使カシエルと、地上のことを話し合ったり。交通事故で死にかけている男の息を生き返らせたりする。実は、かつて天使だったピーター・フォークから、人間になることを勧められる。
 面白そうなタイトルだが期待はずれだった。2人のゾッとするほど暗く陰湿な眼つきの中高年男の外見が天使という設定には驚愕した。怪奇やホラーではないからダーク・ファンタジーと言わないかもしれないが、そのような暗い世界の話に感じられるほど、2人とも超不気味なまなざしや雰囲気が、この上なく気持ち悪い。
 また、モノクロになったりカラーになったりというシーンが、監督の意図が強調され過ぎて超不自然。スピルバーグ監督の映画にもモノクロ撮影で1か所だけ赤にしてあるシーンがあって、効果的どころか、それまでの感情移入を中断させられてしまったほど。
 もちろんカラーとモノクロをごく自然に効果的に撮影された映画も観ている。その撮影法が自然で効果的か、不自然で中断されてしまうかは、監督の感性の相違であり、監督としての才能の違いだと思う。
 ピーター・フォークが出演しているので何となく最後まで観たけれど。それと、このブログを書くきっかけになった知人からのメールに、ベルリンへ行った時、
 ――『ベルリン・天使の歌』に出て来る天使の像に登ったのですが、素晴らしかったです。――
 というようなことが書いてあったのを思い出した。

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失われた肌 (アルゼンチン/ブラジル・2007年) [何となく観てしまった映画]

 監督と脚本はヘクトール・バベンコ。
 主演はガエル・ガルシア・ベルナル。
 主人公のリミニは翻訳家。結婚して12年の妻と離婚して、家を出る。やがて他の女性と結婚し、子供も生まれる。その幸福な生活ぶりを見た元妻のソフィアが、ストーカーのようにリミニに付きまとい始める。リミニは自分の前に不意に現れるソフィアにうんざりしながらも、彼女との愛に心が揺れるようになる。
 どの登場人物にも、親しみや興味が持てない感じだが、どこからかストーリーが面白くなりそうな気にさせられながら、最後まで観てしまった。


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理想の女 (イギリス/スペイン/イタリア/アメリカ/ルクセンブルク・2004年) [何となく観てしまった映画]

 監督はマイク・バーカー。
 原作はオスカー・ワイルドの戯曲『ウィンダミア卿夫人の扇』。
 脚本はハワード・ハイメルスタイン。
 主演はスカーレット・ヨハンソン。
 20世紀前半。南イタリアのアマルフィは世界中から上流階級の人々が避暑に訪れる。主人公のウィンダミア卿夫人メグは夫ロバートと共にニューヨークからバカンスを過ごしに来た。地元のルッチーノ伯爵夫人からメグは街を案内され、英国貴族ダーリントン卿と知り合って口説かれるが、応じない。夫ロバートはアメリカ人女性アーリンの魅力に心を奪われる。
 原作の『ウィンダミア卿夫人の扇』は、昔読んで面白かった記憶がある。
 ウィンダミア卿夫人役のスカーレット・ヨハンソンには、興醒めの極み。演技もルックスも、上流階級とか社交界の華とか初々しい夫人というイメージが、まるで浮かばない。嫌いな女優のせいもあるけれど。もう少し適役の女優だったら、感情移入できたかもしれない。原作の面白さで最後まで観られるという程度の映画だった。

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はじまりは5つ星ホテルから (イタリア・2013年) [何となく観てしまった映画]

 監督と脚本はマリア・ソーレ・トニャッツィ。
 主演はマルゲリータ・ブイ。
 主人公のイレーネは40歳のシングル女性だが、世界の5つ星ホテルに宿泊して1つ1つのサービスを評価・チェックする調査員。ホテルのオーナーから依頼された仕事で、従業員たちには職務を明かさず、宿泊客としての数々のサービスをチェックする。元恋人とは、友人関係。妹は、夫と2人の子供がいる平凡な主婦。新たな恋人ができそうになるが、結局、別れることに。仕事には満足していても、私生活には不満や寂しさと、将来への不安に、心が揺れる。
 5つ星ホテルといえば最高級ホテル、超一流ホテル。そんなホテルに宿泊してサービスのチェックをする仕事があることを知らなかったが、世界中へ旅ができて超一流ホテルに宿泊できるなんて、羨ましい仕事である。
 主人公はそれなりにルックスもいいけれど、キャラクターに魅力がなかった。シングルのまま中年になったことに対する不安や不満や焦りや寂しさが、強調され過ぎている感じ。平凡な妻であり母である妹を、羨望している。妹から見れば、自由でぜいたくな仕事をしているシングルの姉を、羨望している。自由と孤独は裏表。結局、女性は、結婚すれば檻の中の暮らしに耐えて自由を渇望し、シングル生活が続けば結婚という檻の中に入りたい渇望に焦る――ただ、それだけの生き物ということが描かれているようで、何か古い感覚と言える映画。本当にこれがイタリア映画と信じられないような気がするし、退屈なアメリカ映画を観ているような感じもした。
 この主人公の身に、何か起こりそうで起こらないもどかしさ、どんな結末かという興味で観たが、何も起こらず無意味で平凡でお粗末なラストシーンだった。


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