So-net無料ブログ作成
検索選択
面白かった映画 ブログトップ
前の10件 | -

インサイダー (アメリカ・1999年) [面白かった映画]

 監督はマイケル・マン。
 脚本はエリック・ロス。
 主演はアル・パチーノ。
 主人公のローウェル・バーグマンは人気報道番組のプロデューサー。匿名の人間からタバコ・メーカーの極秘資料のデータを入手する。送信者がそのタバコ会社の研究部門担当副社長ワイガンドと突き止めるが、彼は家庭生活を守るため、会社と守秘契約を交わしており、バーグマンの取材を拒否する。そのことに気づいた会社から、家族が危機にさらされた時、インサイダー(内部告発者)になることを決意する。
 報道番組のプロデューサーとしての使命と責任を果たそうとするバーグマン。家庭の平穏を望みながらも正義をつらぬこうとするワイガンド。2人の男とその生き方が浮き彫りにされた面白い社会派ドラマだった。

tentoumusi.png


共通テーマ:映画

じゃじゃ馬ならし (アメリカ/イタリア・1966年) [面白かった映画]

 監督はフランコ・ゼフィレッリ。
 原作はウィリアム・シェイクスピア。
 脚色はポール・デーン、スーゾ・チェッキ・ダミーコ、フランコ・ゼフィレッリ。
 主演はエリザベス・テイラーと、リチャード・バートン。
 16世紀初期のイタリア。帰郷した青年ルーセンショーは街で若い娘のビアンカに一目惚れ。彼女の父親はビアンカの姉カタリーナが結婚するまで、ビアンカを嫁がせない決意。それを知ったルーセンショーはカタリーナに結婚相手として、ペトルーキオーという男に話をつける。ペトルーキオーはお金持ちの家の娘ならと同意して、求婚。カタリーナは美しい娘だが、とんでもないじゃじゃ馬で手を焼くことになる。
 どの登場人物も面白いが、カタリーナのじゃじゃ馬ぶりが激しくなったりおさまったりが特に面白い。
 アメリカ映画というより、イタリアのコメディ映画ふう。
 エリザベス・テイラーと、リチャード・バートンが夫婦の時期であり、最初の再婚中。その後、離婚して、また再々婚という凄いカップル。エリザベス・テイラー34歳、リチャード・バートン41歳の時の撮影。 
 監督はイタリア出身のフランコ・ゼフィレッリ。44歳の時の撮影作品。フランコ・ゼフィレッリ監督は脚本家でもあり、オペラ演出家でもある。
 エリザベス・テイラーと、リチャード・バートンは大好きな俳優だが、他の映画ではちょっと観られない感じの魅力がそれぞれ出ていると思った。

tentoumusi.png


共通テーマ:映画

マイ・インターン (アメリカ・2015年) [面白かった映画]

 監督と脚本はナンシー・マイヤーズ。
 主演はロバート・デ・ニーロ。
 電話帳を印刷する会社を70歳で退職後、ベンは妻に先立たれて1人暮らし。生き甲斐を見つけるために、シニア向けファッション通販サイトのインターン(見習い社員)に応募して採用される。事業に成功したばかりの女社長ジュールズはアラフォー世代で、夫が会社をやめ主夫となって家事と育児に専念。公私ともに悩みや迷いを、秘書に昇格させたベンに打ち明け、親愛の情が生まれる。ベンはマッサージ師の熟女女性と親密になり、会社の社員や見習い社員たちからも信頼され人気者になる。
 ロバート・デ・ニーロ70歳過ぎの撮影だが、俳優としても男性としても現役(!)と思わせられるような面白い映画だった。
 仕事を上手にこなしたベンに、ご褒美のようにマッサージ師の熟女女性が、デスクの前に座ったベンの肩や背中から腰へと絶妙なマッサージをしていくシーン。ベンは疲れが取れる心地良さだけでなく、腰のあたりにマッサージ師女性の手で絶妙なマッサージをされると、羞恥と途惑いの表情を浮かべる。隣席の男性見習い社員がすぐに察して、「まだ現役なんですね」と、雑誌をベンに手渡す。その雑誌をベンは股間の上に置き、〈変化〉を隠す。決してダイレクトに愛撫されたわけでもないのに、ベンの肉体の昂ぶりがユーモラスに、しかもリアルに伝わってくる。そのシーンが一番印象に残った。
 主演女優は、私はちょっと苦手。他の女優だったら、もっと楽しめた。
 女社長のキャラクターや、夫の不倫のシーンなど、類型的でありきたりなシーンも少なくないが、独特の演技、豊かな表情、存在感濃厚なロバート・デ・ニーロ主演だから、面白い映画になっていると思った。

tentoumusi.png


共通テーマ:映画

十戒 (アメリカ・1956年) [面白かった映画]

 監督はセシル・B・デミル。
 脚本はイーニアス・マッケンジー、ジェシー・L・ラスキー・Jr、ジャック・ガリス、フレドリック・M・フランク。
 主演はチャールトン・ヘストン。
 旧約聖書をもとにした話。モーゼがイスラエル民と共に聖地を築く。ヘブライ人(ユダヤ人)を奴隷にしていエジプトで、君主のファラオはヘブライ人に男子が誕生すると殺させたが、モーゼは赤児の時、ファラオの娘に救い出される。勇敢な青年となったモーゼは、神から啓示を受け、ヘブライ人(ユダヤ人)の解放のために行動する。
 4時間近い大作だが、ストーリーが面白く、チャールトン・ヘストン演じるモーゼに感情移入しながら観てしまうので、少しも飽きさせられなかった。チャールトン・ヘストンは、このような史劇映画に最も適役に感じられた。

tentoumusi.png


共通テーマ:映画

偶然の恋人 (アメリカ・2000年) [面白かった映画]

 監督と脚本はドン・ルース。
 主演はベン・アフレック。
 主人公は広告代理店勤務の青年バディ。出張で出かけた空港で欠航となったため、脚本家グレッグと知り合い、もう1人の女性と3人で、バーで飲みながらお喋り。やがて、バディの予約便の出発が可能になるが、家族の待つ家に急ぐグレッグに、チケットを譲る。その便が墜落事故を起こし、グレッグの死亡を知ったバディは罪悪感に襲われる。情緒不安定になってお酒に溺れてしまい、アルコール依存症に。完治したバディは、グレッグの遺族を訪ね、謝罪するつもりが、グレッグの妻と恋に落ちてしまう。
 ストーリーも人物設定も、ありきたりの感じだが、グレッグにチケットを譲ったことの謝罪が、なかなかできず、胸に秘めているバディの内面が伝わってきたところが良かった。
 バディを演じたベン・アフレックがちょっと素敵で、何かの映画で見たことがあると思ったら、『消されたヘッドライン』(アメリカ・2009年)に出演し、国会議員の役だった。国会議員といっても日本の政治家とは全く異なるイメージだったけれど。もちろんベン・アフレックが演じた政治家のほうがはるかに素敵なイメージだった。
 また、ドン・ルース監督の情報を読んだら、私が感動した映画『水曜日のエミリア』(アメリカ・2009年)も、監督・脚本を担当していた。


tentoumusi.png


共通テーマ:映画

グランド・ブダペスト・ホテル (イギリス/ドイツ・2014年) [面白かった映画]

 監督と脚本はウェス・アンダーソン。
 主演はレイフ・ファインズ。
 一流ホテルだが現在は利用客が減少したグランド・ブダペスト・ホテル。休暇中に宿泊した作家が、若い日にベルボーイをしていたゼロ・ムスタファから、ホテルに秘められた謎を明かされる。
 イギリスとドイツの合作ということだが、そのどちらとしても、ちょっと不思議な、変わったムードの映画だった。
 イギリス俳優レイフ・ファインズは、好きな俳優だが、こういう映画でも持ち味がちゃんと生かされていて感心させられた。宿泊客のマダムたちに人気で、ベッドの相手も忙しいコンシェルジェというのが、面白おかしく適役の演技。
 そのグスタヴから、友達と言われ兄弟とも言われるほど信頼されるベルボーイのゼロを演じたF・マーレイ・エイブラハムも、個性的で味わいのある俳優。
 コメディ・タッチではあるけれど、ストーリーはシリアスな、ミステリー・コメディというジャンルで、新鮮な面白さがあった。

tentoumusi.png


共通テーマ:映画

乱気流/タービュランス (アメリカ・1997年) [面白かった映画]

 監督はロバート・バトラー。
 脚本はジョナサン・ブレット。
 主演はローレン・ホリー。
 一般の乗客5人と2人の殺人犯と護送する4人の保安官を乗せた航空機がニューヨークからロサンゼルスへ向かうが、連続殺人犯ライアンがハイジャック。機内で保安官や機長や乗客たちを銃撃し、機長も副機長も銃殺されてしまう。スチュワーデスのテリーは操縦室にこもり、旅客機危機管理センターからの指示のもと、自動操縦の機体を操作し、暴風圏に突入するリスクの中、異常な精神状態のライアンと1人闘いながら、危機を脱出する。
 タイトルのタービュランスとは、乱気流の意味。この映画の邦題『乱気流/タービュランス』は、センスがないというか無能というか。そのどちらかのほうが印象的で引き締まるのに。間延びしたヘンな邦題。
 航空機という密室の中、凶悪犯と2人きりのスチュワーデスの恐怖。しかも乱気流に突入する機体。犯人が、機体のコンピューター・プログラムを操作し変更させたり。最後はきっと危機から脱出できるという結末は予想できるのに、ハラハラドキドキさせられる面白いサスペンスだった。 


12-4.gif


共通テーマ:映画

もういちど (日本・2014年) [面白かった映画]

 監督は板屋宏幸。
 脚本は板屋宏幸。
 主演は林家たい平。
 江戸時代の深川の長屋が舞台。主人公の噺家(はなしか)であるたい平は、傷心の面持ちで長屋に引っ越して来た。その長屋に住む少年の貞吉が噺家志望で、両親から依頼されて落語を教えることに。愛する妻子を火事で失って落ち込んでいたたい平は、貞吉に落語の稽古をしながら、長屋の人たちと交流するようになり、噺家としての生き甲斐をふたたび見出していく。
『笑点』を見て面白い落語家と思っていた林家たい平が、主演・企画・落語監修という情報を読んで興味を持ったが、予想以上に面白かった。
 どの登場人物もよく描き分けられていたし、心温まるようなストーリー。笑ってしまう場面も多く、主人公始め登場人物たちの心理など、新鮮な時代背景とともに感情移入しながら楽しめた。
 ラストでたい平が高座に座って落語を聞かせるシーンも、退屈せずに面白く聴けた。

tentoumusi.png


共通テーマ:映画

バッド・ガールズ (アメリカ・1994年) [面白かった映画]

 監督はジョナサン・カプラン。
 脚本はケン・フリードマンと、ヨランデ・フィンチ。
 主演はマデリーン・ストウ。
 19世紀のアメリカ西部。主人公のコーディは男性客を相手にするサロンを経営。キスを嫌がる娼婦に強引に迫る軍人を射殺してしまい、縛り首の刑に。処刑直前、3人の娼婦が馬車や武器を手にして現れ、コーディを救って4人で逃亡。口座のある銀行でまとまったお金を下ろしかけた時、昔の愛人で強盗のキッドが銀行を襲って大金を強奪。コーディは取り返しに行くが、キッドから無残な仕打ちを受ける。
 あまり期待しないで観たら、面白かった。4人の女たちがそれぞれの過去で、馬を乗りこなし、銃も使える気丈夫な性格というキャラクター。大半の西部劇はガンマンが男の主人公だが、この映画は女性である。馬を走らせるのもガンさばきも、女性だから新鮮であり、痛快。まさに異色の西部劇という感じ。ストーリー展開が、やや雑であることと、主役がもう少し個性の強い美女だったら、もっと良かった。


12-4.gif


共通テーマ:映画

ロング・グッドバイ (アメリカ・1973年) [面白かった映画]

 監督はロバート・アルトマン。
 原作はレイモンド・チャンドラー。
 脚本はリー・ブラケット。
 主演はエリオット・グールド。
 主人公は私立探偵フィリップ・マーロウ。友人テリーが妻を殺害した事件で共犯と疑われ、刑事が訪問。メキシコへの逃亡を助けた友人テリーは自殺。行方不明の作家を探し出す仕事を受けていたフィリップ・マーロウは、依頼人が友人テリー夫妻の知人と知り、疑惑を追求し、事件を解明していく。
 アメリカの作家レイモンド・チャンドラーは、昔、3冊ぐらい読んだ。その中に、この映画の原作『長いお別れ』があった。3冊以上読まなかったのは、あまり魅力を感じないハードボイルドのジャンルだったからか、翻訳の文体のせいか、その両方か、記憶していない。
 映画もハードボイルドの主人公はワン・パターンな感じで、あまり惹かれないが、この映画はそこそこの面白さだった。真夜中にペットの猫に起こされて、キャットフードを買いに行くなんて、おかしいというより呆れるというか、主人公のキャラクターを表現しているという気もするけれど。
 自殺した友人のことが少しずつわかっていき、謎が解明されていくストーリーは、それなりに面白かった。
 ロバート・ミッチャムがフィリップ・マーロウを演じた『さらば愛しき女よ』(アメリカ・1975年)を以前、2回観たが、ストーリーも面白かったし、フィリップ・マーロウを誘惑するシャーロット・ランプリングが魅力的だったと思い出した。

12-4.gif


共通テーマ:映画
前の10件 | - 面白かった映画 ブログトップ