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愛と死の間で (アメリカ・1991年) [面白かった映画]

 監督はケネス・ブラナー。
 脚本はスコット・フランク。
 主演はケネス・ブラナー。
 主人公は私立探偵マイク。記憶喪失の女性を自宅に預けられ、催眠術師の療法で次第に記憶を呼び覚ます彼女の身許を調査するうち、マイクと彼女は次第に愛し合うようになる。その調査によって、40年前、新進作曲家の夫が妻を惨殺した事件が浮かび上がる。その転生に、自分たちが深く関わっていることを知り、真相を追求していく。
 好きなジャンルのサスペンス・ミステリー。その面白さをたっぷり堪能できた。しかも輪廻転生というテーマを効果的に取り入れているのが新鮮な感じだった。さらに、この映画を観て、イギリス出身の俳優ケネス・ブラナーの魅力も堪能できた。主役であり監督もしたこの映画への思い入れのようなものも感じられる。のびのびと演じての好演というより熱演ぶりが伝わってきた。
 40年前に新進作曲家である夫が、妻を惨殺という謎がストーリーを面白くしているし、その謎が解明されていく予想外の展開も真相も面白かった。その上、愛もちゃんと描かれているところもいい。トリックの妙や面白さだけでなく、愛が描かれているサスペンス・ミステリーこそ、私の観たい映画。脚本家の才能もあると思うが、愛の輪廻転生と言えるような独自の世界を楽しめる、もう1度観たくなるような面白い映画だった。 

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SHIBARI 壊れた二人 (フランス/ルクセンブルク/ベルギー・2013年) [面白かった映画]

 監督はエレーヌ・フィリエール。
 原作はフランスの作家レジス・ジョフレ。
 脚本はエレーヌ・フィリエール。
 主演はレティシア・カスタ。
 美しい人妻が、著名な金融投資家から、愛人として雇われる。金融投資家はSMを好み、自分はM、愛人にS役をさせる。人妻は次第に、異常なプレイにのめり込んでいく。やがて、現実と妄想の世界に揺れながら、危険な行為がエスカレートしていき、死の結末を迎えることに。
 現実には経験がないが、小説や映画でのSMの世界は、ちょっと興味を引かれる。銀行家の邸宅の地下で繰り広げられる衝撃的なプレイは、感情移入はできるが、感覚移入はイマイチ。人妻と夫との関係は、あえて説明を省いた意図は感じられるが、やや、もの足りない気もした。
 現実にフランスで起きた事件の小説が原作ということだが、フランスならありそう、というリアリティのある世界。
 ただし、ヘンな邦題に興醒め。原題は『UNE HISTOIRE D'AMOUR』。愛の物語、の意味。原題と映画内容をよく吟味して、邦題をつければいいのにと思う。(多分、ストーリーを読んだだけで邦題をつけたか、映画を観ていても、感性の鈍い、感受性の乏しい、無能でセンスのないと言いたくなる映画輸入会社社員。)
 フランス出身の女優レティシア・カスタが、セクシーで魅力的だった。 
 エロティシズム+サスペンス+スリラーの面白さは、それなりに堪能できた。

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超高層プロフェッショナル (アメリカ・1979年) [面白かった映画]

 監督はスティーヴ・カーヴァー。
 脚本はリー・チャップマン。
 主演はリー・メジャース。
 超高層ビルの建築を請け負った会社が、さまざまなトラブルやプレッシャーを乗り越えて、完成されるまでが描かれる。
 作業員たちは超高層ビル建築の仕事の経験がある者ばかり集められたが、タンクの爆発があったり、爆風で高層階から落下して亡くなる事故も起こる。
 作業員同士の人間関係や、男たちのプライドなども伝わってきて、無事に完成するのかどうかとハラハラさせられる面白さ。
 現代ならコンピューターを駆使して、もっと短期間に、もっと安全に建築できるのかもしれない。敵対する人間の嫌がらせや困難にぶつかりながらも、1つの目標に向かって行く作業員たちの勇気や気概を感じさせられるシーンなどが面白かった。


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