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崖っぷちの男 (アメリカ・2011年) [面白かった映画]

 監督はアスガー・レス。
 脚本はパブロ・F・フェニベス。
 主演はサム・ワーシントン。
『崖っぷちの男』という邦題から、大自然の中の崖をイメージしていたら、そうではなかった。原題は『MAN ON A LEDGE』。LEDGEは、壁・窓から突き出た棚の意味。主人公の元警察官ニック・キャシディは、罠にはめられて30億円のダイヤモンド強奪犯人の冤罪で逮捕されるが、父の葬儀の参列中に脱走。高層階にある高級ホテルに偽名でチェック・インし、窓枠の外の棚の上に立ち、今にも飛び降りるふりを見せて集まった衆人たちやマスコミの注目の的に。警察に、交渉人の女性刑事リディアを指名。やり取りの間、弟と恋人が、宝石所有の実業家の金庫室へと忍び込む。
 ハラハラドキドキ感を楽しめる面白いサスペンス・アクションだった。意外な展開のストーリーも面白い。ニックを罠にハメた男が、あの警察官かと思っていたら、別の警察官だったり、葬儀中の弟との喧嘩は芝居、さらに父は生きていて弟とともにニックの無実を晴らす協力者だったり。
 主役のイギリス出身の俳優サム・ワーシントンが味わいのある、いい演技、狡猾な実業家も適役、女性交渉人刑事のリディアも刑事にしてはふさわしくないほど美人であるのもいいし、その他の登場人物も、キャラクターがよく出ていて、すべて良かった。
 結末がちょっと呆気ないというか、やや不自然な解決、に感じられなくもないが、そう気にならなかった。
 高所恐怖症の私にとっては、頻繁に出てくる、高層階ホテルの部屋の窓の外に立つ主人公の姿を眼にするだけで、「怖~い」と何度も呟いてしまった。

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