So-net無料ブログ作成

王妃マルゴ (フランス・1994年) [何となく観てしまった映画]

 監督はパトリス・シェロー。
 原作はアレクサンドル・デュマ。
 脚本はパトリス・シェローとダニエル・トンプソン。
 主演はイザベル・アジャーニ。
 16世紀末のフランス。カトリックとプロテスタントの内乱を鎮静させるため、政略結婚させられた実在の王妃マルゴの人生が描かれていく。
 男好きで快楽のために生きる王妃マルゴを演じたイザベル・アジャーニ。好きな女優だし、期待して観たが、何となく違和感。
(もっと美しいはずなのに)
(もっと豊かな表情の演技の才能があるはずなのに)
(何か、違うみたい)
 そう思いながら観た。映画なのだから、王妃の実像か虚像かということには拘らないが、原作の面白さが生かされてない感じ。脚本もイマイチで登場人物の人間関係が、明確に伝わってこない。
 パトリス・シェロー監督の情報を読んだら、演出家・映画監督・脚本家・俳優ということで、オペラや演劇の演出で話題になったらしい。他に映画の監督作品は『蘭の肉体』(1974年)があった。ハドリー・チェイス原作の小説は面白く読んだ。個性的な女優シャーロット・ランプリングが主演で、映画も面白かったと思い出した。
 イザベル・アジャーニは、この映画撮影の時、39歳。4年前の『カミーユ・クローデル』。その6年前の『殺意の夏』のイザベル・アジャーニと、まるで別人みたいと言いたくなるほど、この映画では魅惑的な美貌も個性的な演技の魅力も感じられなかった。


tentoumusi.png


共通テーマ:映画