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母の身終い (フランス・2012年) [何となく観てしまった映画]

 監督はステファヌ・ブリゼ。
 脚本はフロフォンス・ヴィニョン、ステファヌ・ブリゼ。
 主演はヴァンサン・ランドン。
 主人公は中年のトラック運転手アラン。麻薬の密売で逮捕され、刑期を終えて出所。不仲の母がいる実家に帰り、新たな職を見つける。母は脳腫瘍の末期で余命わずか。まともに働けない息子に苛立つ。アランは恋人ができても、うまくいかず、母とは相変わらず不和のまま。やがて母は、人生の身じまいを考え、スイスで自殺幇助の協会に申し込みのサインをする。
 観ていて、もどかしいような、悲しくなるような内容だった。アランがもっと母への愛を表現すれば、母は生きる気力が湧いてくるはず。息子も母も、どちらも不幸である、ということが描かれているような映画だった。スイスでの自殺幇助の協会によって迎える最期は、あまりにも呆気(あっけ)なく、あまりにも悲しいラストシーン。後味があまり良くなかった。愛が描かれていない、このような映画はあまり好きではないが、何となく最後まで観てしまった。

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