So-net無料ブログ作成

やさしい本泥棒 (アメリカ/ドイツ・2013年) [感動させられた映画]

 監督はブライアン・パーシヴァル。
 原作はマークース・ズーサック。
 脚本はマイケル・ペトローニ。
 主演はジェフリー・ラッシュと、ソフィー・ネリッセ。
 ナチス政権時代のドイツ。9歳の少女リーゼルは、生き延びるために母と別れて里子に出される。里親の父となったハンスが、字を読めなかったリーゼルに、読み書きを教える。リーゼルは本を読む楽しさを知り、ナチス政権の焚書が行われた後も、ひそかに本を読み続けて生きる希望を見出していく。
 胸が熱くなるような、感動的な映画だった。戦時中の抑圧された生活や、亡くなった弟を想い続けるリーゼルのやさしさ、ナチス政権に対する反発、反ユダヤ主義など当時の歴史に翻弄される暮らしの中で、純真な愛が生まれ、必死に生きる人々のせつない気持ちなどが伝わってきた。
 里親役のジェフリー・ラッシュ始め、キャストが皆、適役で良かった。特にリーゼル役の、フランス系カナダ人女優ソフィー・ネリッセが、とても素晴らしかった。清純な美少女の魅力だけでなく、少女独特の豊かな表情の演技が印象深かった。
 原作のマークース・ズーサックはオーストラリア出身の40歳。本を読んでみたいと思ったが、中古本しか売っていない。
 監督のブライアン・パーシヴァルについての情報がないのが残念。
 もう1度観たいほど感動させられる映画を、久しぶりに観たと思った。


49.jpg